今回は、ポーランドの人気ブランド食器 CERAMIKA(セラミカ)をご紹介します。
ポーランド陶器の歴史
ポーランド南西部に位置する人口4万人の小さな街、ボレスワビェツ。
良質な陶土が産出されるこの街では、中世から陶器づくりが行われていたと言われています。
貯蔵用コンテナーやチーズおろしなど、農場や台所で使用するための陶器づくりから始まり、現在ではポーランドを代表する陶器の産地となりました。
ポーランド陶器は、ボレスワビェツ陶器とも呼ばれています。
ボレスワビェツ陶器の代表的なメーカーのひとつが、セラミカ・アルティスティッチナ社です。
経営者も含め、従業員の7割が女性。
多彩で丁寧なものづくりは、熟練した職人の高い技術力によって支えられています。
CERAMIKA(セラミカ)の特徴
すべてがハンドメイド
すべての工程を手作業で行います。
手作業で行う意味を大切にしているため、商品の裏側に “HAND MADE IN POLAND” のスタンプと絵付職人のイニシャルが、必ず押されています。
同じ商品でも少しずつ表情が違うのは、ハンドメイドならでは。
多種多様な絵柄(パターン)
中世から受け継がれた伝統的な絵柄もありますが、大半はオリジナル。
伝統的な工法とパターンを継承しつつ、個性的なデザインを生み出し続けています。
多種多様なフォルム
テーブルウエアだけでなく、フラワーベースやオーナメントなどのインテリアアイテムを含めると、1000にも上るバリエーションがあります。
CERAMIKA(セラミカ)の絵柄
CERAMIKA(セラミカ)の絵柄は、小さく切った海綿に絵具を付け、ひとつひとつ押して描きます。
絵柄によっては、絵筆やステンシルと組み合わせる場合も。
シンプルなものは20〜30分、複雑なものは数時間かかるという丁寧な絵付は、国内外より高い評価を得ています。
サフラン
CERAMIKA(セラミカ)の基本色である藍色と、自然の明るさを感じる黄色。
ポップな組み合わせが、食卓を華やかに彩ります。
ノワール
CERAMIKA(セラミカ)では珍しい、ブラックベース。
ドヌーブ
ボレスワビェツ陶器の代表柄である、ピーコック・アイ(クジャクの羽根)がモチーフ。
ボレスワビェツセラミックミュージアムに、永久コレクションとして常設展示されています。
使用方法
CERAMIKA(セラミカ)は、電子レンジ・オーブン・食器洗浄機にも安心して使えます。
ボレスワビェツ近郊で採掘される陶土は、カオリンという鉱物を豊富に含んでいます。
それを高温(1200~1300℃)で焼き上げることによって白色化し、熱に強く丈夫になります。
また、ガラス質を多く含むため、焼き上がりは引き締まり、吸水性の少ない食器に仕上がるのです。
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