●北欧インテリアとは
北欧スタイルのインテリアは、デンマーク、スウェーデン、フィンランドなどの北欧諸国のスタイリッシュなインテリアです。歴史は長く、素朴な木のイメージから近代工業デザインまで幅広く世界に知られています。
北欧デザインは、20世紀に入りヨーロッパで生まれた機能主義の影響を受け発展してきたので、無駄な装飾がなくシンプルで機能的。直線や人工的な曲線で構成され、モダンを感じさせる半面、木の温かみ、森や湖をイメージさせる自然の色使いが優しい雰囲気を醸し出します。冬が長く厳しいため、家の中で過ごすことが多い北欧諸国。日々の暮らしから生まれた、独創性が光る雑貨や自然をモチーフにした小物、カラフルな色使いのテキスタイルも特徴です。
●北欧諸国が生んだ名作
北欧は、ポール・ケアホルム、アルネ・ヤコブセン、アルヴァ・アールトなど数多くの家具作家を輩出しています。座り心地はもちろん機能性、デザイン性に優れた北欧の名作家具をインテリアに取り入れてみてはいかがですか。
アルネ・ヤコブセン/1958年
エッグチェア/EGG Chair
独特の卵のような有機的なフォルムがもたらす機能性・すわり心地など、すべてにおいてスカンジナヴィアン・デザインの代表作として世界中に知られています。ホテルでの公共空間において、左右を囲まれたフォルムがプライバシーな空間を生み、まるで自分の部屋にいるような一時を演出できる、優れたデザインとなっています。また真横からみた綺麗な卵形は、一目でそれとわかる独特なオリジナリティを持っています。
アルネ・ヤコブセン/1955年
セブン プライウッドアームチェア
デンマークが生んだ偉大なデザイナー・建築家であるアルネ・ヤコブセンの代表作。ほかの作品でも有名なアントチェアよりも座や背を大きくゆったりとしたチェアとして、1955年に発表されたのがセブン プライウッドチェアです。
プライウッドアームチェアと、温かみのある木のテーブルを組み合わせたダイニングテーブルセット。様々なテーブルと合わせる事ができるエレガントで優しいフォルムが人々を魅了します。
ポール・ケアホルム
PK22 イージーチェア
理想的なフォルムと工業的な探求を常としたポール・ケアホルムの代表的な作品です。 フレームにスチールを使用するスタイルは、コペンハーゲンの美術工芸学校での卒業制作から始まりました。 PK22は大きな反響を得、1957年ミラノトリエンナーレにてグランプリを獲得しました。
●北欧家具
木の温かみと高いデザイン性、実用性をあわせもつ北欧家具。シンプルモダンを掲げているため過度に華美な装飾はありませんが、シンプルながら全体的に柔らかい曲線を描く丸みを帯びたデザインが特徴です。北欧の家具には、厳しい自然と共に生きる人々の、家で過ごす時間をもっと豊かにしたいという願いがつまっています。また、木のあたたかい風合いは日本のインテリアにもよく合います。
誰もが使いやすいデザイン
例えばテーブルを運びやすいこと、収納家具は引出しを開けやすいこと。様々な人の、様々なシーンを想像した丸みのあるデザインは、やさしさや使いやすさを追求しています。
●北欧照明
北欧は、日照時間は短く夜が長いため、人々は古い昔から、灯りを工夫し楽しんできました。北欧照明は温かくなやさしい風合いで、とてもおしゃれなデザインが多く、部屋の雰囲気を素敵に演出することが出来ます。
●遊び心のある雑貨
北欧インテリアの魅力は、自然みあふれるナチュラルなテイストの中にも、かわいらしい色使いや遊び心を感じられるところ。家具がシンプル&ナチュラルなものが多い分、カーテンや雑貨、キッチン用品などは明るく楽しい色や柄を活用して、生活を楽しむ工夫がされているのがポイントです。
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